HILLSOUND SUPER ARMADILLO NANO |
お正月休みに冬山を登りに行かれる方、滑りに行かれる方、準備は万全ですか?
例年、この時期になると必須ギアであるアイゼン、ピッケル、ゲイターの店頭在庫が一気になくなってしまいますので、準備がまだお済みで無い方はくれぐれもお早目に!
さて、今日は既に冬山登山の準備が完了している方にも、そうでない方にも是非一度ご覧いただきたいハイテクゲイターをご紹介!
HILLSOUND SUPER ARMADILLO NANO
(ヒルサウンド スーパーアルマジロ・ナノ)
価格:¥13,440(税込)
カッターナイフでも切れない程の高い引裂き強度を誇る最強素材「Super Fabric」と、防水、透湿、ストレッチ性を兼ね備えたSchoeller社の「C-Change Fabric」に超撥水加工「Nano Sphere」施した素材を使用した、世界でも類を見ないハイテクノロジーゲイターです!
一般的な冬用ゲイターに使用されている「GORE-TEX」や「CORDURA」はもちろん高機能ですが、雪の侵入とアイゼンの爪からブーツやパンツを保護する事を目的とするゲイターに最も適した素材であるかと言われれば、そうとは言い切れません。
そこで「HILLSOUND」は、ゲイターに最も適した素材を厳選し組み合わす事で、これまでにない高機能なゲイターを作り上げました!
まずゲイター上部に採用されている「Schoeller C-Change」ですが、この素材は単なる防水・透湿・ストレッチ素材ではなく、環境に応じて機能が変化するという驚きの素材です!
環境の変化によって傘を開いたり閉じたりする松かさ(松ぼっくり)の構造にヒントを得て、低温下では穴が閉じて冷気の浸入を防ぎ、行動して内部の湿度が上昇すると穴が開き透湿性が向上します!
更に、その透湿性能を最大限に生かす為、生地には水だけでなく油等の汚れも付きにくい最新の超撥水加工「Nano Sphere」が施されています!
左が従来の撥水加工。右が「Nano Sphere」撥水加工。
厳冬期の低温下で行動すると、靴の内部やパンツ内部でかいた汗の透湿が追い付かず、ゲイターの内側に結露し、凍結してしまいますので、透湿性の高さは大変重要です。
ただ、透湿性を重視してソフトシェル素材のゲイターにすると、今度は防水性や防寒性が劣る事になってしまいます。
もちろん「GORE-TEX」も高い透湿性を持った完全防水素材ではありますが、透湿性だけに限って言えば、最も優れた素材とは言えません。
そういった意味で、高い透湿性と防水性を備え、その透湿性を最大限に生かす「Nano Sphere」を施した「C-Change」は、とてもバランスに優れ、ゲイターに適した素材だと思います!
それと最もオススメしたいポイントが、この「C-Change」素材のストレッチ性と柔らかさです!
従来のゲイターはストレッチ性を持たない素材で出来ている事が多く、タイトフィットにすると脹脛部分が窮屈に感じる事がありましたが、「C-Change」は素材が伸縮する事でパンツ生地の厚みや足の太さに影響されず、とても高いフィット感と美しいシルエットを実現しています!
素材が硬すぎて歩きにくいゲイターも多いですが、「C-Change」は柔らかくしなやかで、ストレッチ性と相まって歩きやすさにも繋がっています!
ちなみにこの素材、今シーズンからウェアの本格展開が始まった「Black Diamond」もハイブリッドソフトシェル製品に採用しています!
続いてゲイター下部に採用されているもう1つの素材「Super Fabric」ですが、こちらはとにかく頑丈な素材です!
一般的なゲイターやバックパック等に使用されている「CORDURA」も頑丈な素材ではありますが、「Super Fabric」の強度には敵いません。
生地表面に加工された凹凸が、まるで鎧のように生地をガードし、アイゼンの爪を引っ掛けても、簡単に破れる事はありません!
ここ数年で幾つかのメーカーで厳冬期用ブーツにも採用され始めた新素材ですが、今後は多くのメーカーが採用するであろう素材だと思われます!
素材だけでなく、使いやすい機能も満載!
開閉にはベルクロでは無く止水タイプのジッパーを採用し、グローブを装着した状態や腰を下ろせない前屈姿勢でも開閉しやすい構造です!
フロントジッパーの開閉方向にも拘りがあり、上から下に向かってジッパーをスライドするようになっています。
前屈姿勢でも座った状態でも、手元から押し出す方が、引くよりもスムーズにクローズ出来て、逆にオープン時は押すよりも引いたほうがスムーズです!
細かい事ですが、これは他社にも是非真似て欲しい部分です!
ジッパーの裏には芯材が入った幅広なフラップが付いており、開閉時にパンツ生地を噛みにくいガイドの役割と、止水ジッパーから侵入した水を排出する目的を果たしています!
膝下部分はグローブを装着したままでも扱いやすく、サイズ調整も容易なバックルを採用。
シンプルかつ印象的なロゴ!
個人的にも、2年前の冬に初めてサンプルを見て以来、日本国内での販売を心待ちにしていた期待のゲイターです!
今お使いのゲイターにストレスを感じている方は、是非ともこのゲイターをお試し下さい!